自然と人とのふれあい・・・
木造校舎の宿  延齢草    「延齢草」とは

施設のご案内 体験教室のご案内 宿泊と予約 お食事   校舎保存運動

大河原中学校記念校舎  延齢草


「延齢草」は、1948年に新しい憲法を基に建てられた大河原中学校の木造校舎を移築・復元したものです。

校舎の建設当時は敗戦直後で、物資は極端に不足していました。
しかし、戦争を経験した大人達は、子ども達の未来に希望を託しました。
現代のような道も機械もない時代に、村民総出で資材を調達し、汗と労力をふり絞って校舎を完成させました。
子ども達も校舎や校庭の整地に加わって、一生懸命働きました。
大人も子どもも本当に輝いた時代であり、校舎は新生日本の民主主義の門出にふさわしい証だったのです。

1995年、校舎が解体されることになりました。
大鹿村の貴重な文化遺産である校舎を、この豊かな時代になぜ残せないのか、と村に移築保存を求めたものの、全て拒否されました。
そこで、一村民として保存を決意し、志を同じくする多くの人々の協力を得て、1997年の夏、小さな校舎が再び蘇りました。

延齢草は深山に自生する植物で、齢(よわい)を延ばすといわれる薬草です。
この花を大河原中学校の校章に使っていたことから名付けました。

20世紀は、戦争と環境破壊の歴史でもありました。
そして今、様々な問題や矛盾が未解決のまま、21世紀を迎えました。
私達は、答えの出ない課題を前に、深く学び、考えることから始めなければなりません。
多くの人達の学び舎になってほしい。そんな思いをこめて、これからの時代を担う人々に、希望が込められた遺産として「延齢草」を贈ります。

小林 俊夫

長野県下伊那郡大鹿村大河原2034




Erde Vbd. HOME